研究室の測定装置
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ナノ秒時間分解過渡吸収測定システム
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発光スペクトル(350〜1700nm)測定装置
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発光寿命測定システム
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高分解能(円偏光)発光スペクトル測定システム
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光学測定用クライオスタット(Oxford、液体窒素タイプ) 2台
1cmの光学セル用のホルダーがありますので、77K〜300Kの温度範囲で試料溶液の吸収・発光スペクトルや過渡吸収スペクトルなどの分光測定が行えます。
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光学測定用クライオスタット(Oxford、液体ヘリウムタイプ)
H20年度、測定室にヘリウム回収管を敷設してようやく液体ヘリウムを使った実験が出来るようになりました。大阪大学理学部から頂いた20年前のクライオスタットを修理して、4.2K〜300Kの温度範囲で溶液試料や膜試料の吸収・発光スペクトルや発光寿命測定などの分光測定が行えるようにしました。遷移金属錯体のゼロ磁場分裂の測定に用いています。
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光学測定用石英デュアー(液体ヘリウム用)
試料を液体ヘリウムに浸した状態で発光スペクトルや発光寿命測定を行うために製作しました。大容量の真空ポンプによって液体ヘリウムを減圧し、1.2 Kという極低温下での発光寿命と発光スペクトルを測定できます。
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光学測定用石英デュアー(液体窒素用)
試料を液体窒素に浸した状態で発光測定を行う際に便利です。
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高圧光学セル(高圧ポンプ方式、シン・コーポレーション製)
400MPaまでの圧力領域、-10℃〜200℃の温度領域で、吸収スペクトル、発光スペクトル、発光寿命を観測できます。励起状態の失活過程について、任意の圧力での活性化エネルギー、任意の温度での活性化体積が容易に決定できるようになりました。
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超高圧発生器(サファイアアンビル)
1GPaまでの高圧下での遷移金属錯体の発光スペクトルや発光寿命測定を行うために、サファイアアンビルの超高圧発生器を使った発光測定システムを制作しました。高分解能発光スペクトル測定システムと組み合わせたルビー法で、数十MPaから1GPaまでの
圧力領域における金属錯体からの発光挙動を調べています。
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超高圧発生器(ダイヤモンドアンビル)
100GPaまでの高圧下での遷移金属錯体の発光スペクトルや発光寿命測定を行うためのダイヤモンドアンビルを用いた超高圧発生器です。